兄弟部屋:「人材育成・組織開発を考える部屋」へもお立ち寄りください!

今年もお世話になりました。2025年のブログ活動を振り返ります。

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応援団長
応援団長

今年もお世話になり、ありがとうございました。

今年も、理論や調査データを意識しながら、過去の経験と現場でのリアルを踏まえ、ミドルマネジャーの皆さんに役立つような情報や提言を記事として発信してきました。

ミドルマネジャーの応援というよりも、批判的視点で書いた記事もあり、ミドルマネジャーの皆さんには苦々しく感じられそうなことも書きました。

ですが、耳障りの良いことや理想論ばかり掲げても、いまの時代、ミドルマネジャーがイキイキと活躍することはできないという現実があると思っており、今後も、本気で現場の役に立つと思うことを素直に書いていきます。

加えて、ミドルマネジャーの変容だけで組織状況は好転しないとも思っております。部下側の意識と言動の変容が十分条件と思っています。よって、今後はそちら側への働きかけをもっとやっていかねばとも思っております。

その前に、今年の振返りをします。

本ブログ 今期の振返り(定量面)as of 12/30/2025

■表示数 7,540件(昨年比 71%増)

昨年に比べて、非常に多くの皆さんに表示していただいたようです。あくまでも表示であって、読まれたかどうかは別ですが、まずは素直に嬉しいです。

■投稿数 45件(目標達成率 86%)
 ・ミドルマネジャーの部屋 36件
 ・人材育成・組織開発の部屋 9件

昨年と同じで、毎週1本には至りませんでした。来年は生成AIを活用して、投稿効率を上げたいです。

■年間View数TOP5(2024年12月~2025年11月)
 1位 JTCはもう「終わり」なんでしょうか。~JTCでの目標管理の実態について~
 2位 【再再掲】今年マネジャーになった皆さんへ
 3位 サーベイ結果に対するズレた見方・扱い方
 4位 人員削減施策後、残った人(レイオフ・サバイバー)の論文を読んでみて
 5位 プロフェッショナルなマネジャーになるためのアイデア

1位の記事の閲覧数は突出していました。読んでもらえたかどうかは不明ですが、“JTC”+“終わり”というワード検索が多いのでしょうか・・・。

■記事への頻出単語TOP5
 1位 マネジャー
 2位 目標
 3位 評価
 4位 1on1
 5位 経験

自分で書いた記事ですので、私の関心のありかがそのままランキングになっているだけですね。同時に、時代が変われど、マネジャーをめぐる課題は変わらないという見方もできる気がします。

応援団長
応援団長

私の思考や視点が変わっていないだけかも・・・

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本ブログ 今期の振返り(定性面)

今年アップした記事をもとに、Geminiさんに今年の総括をしてもらいました。

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Geminiさん
Geminiさん

2025年の記事では、これまでの精神論や曖昧なマネジメントからの脱却を促す「厳しくも本質的な問いかけ」が目立った一年でした。

総括1. 「数値化」と「評価の基本」への回帰

Geminiさん
Geminiさん

今年の大きなテーマの一つは、マネジメントの基本である「数値化」と「適正な人事評価」でした。『数値化の鬼』などの書評を通じ、目標設定や振り返りが形骸化している現状を鋭く指摘しています。「部下が納得してくれない」「頑張っているから評価してあげたい」といった現場の迷いに対し、数字を軽視し、熱意ばかりを優先する組織風土の危うさを説き、プロとしてのマネジャーには「成果と根拠に基づく意思決定」が不可欠であることを再定義しました。

応援団長
応援団長

う~ん・・・。
私は、ミドルマネジャーの皆さんが数字を軽視しているとは思ってません。利益などの財務指標への意識は変わらず高いです。最近では、エンゲージメントサーベイの数字(スコア)に過剰意識していることに課題感を持っています。

総括2. 多様化する部下への「個別の向き合い方」の深化

Geminiさん
Geminiさん

働き方の多様化が進む中、「キャリア自律」や「ハラスメント回避の弊害」に関する考察が多く見られました。「会社にずっといるつもりはない」と公言する部下への向き合い方や、キャリアを考えない部下に対してマネジャーがどう意思を示すべきかといった、より個別具体的で難しい局面への解決策が提示されました。また、ハラスメントを恐れるあまり「部下への指導を回避すること」が、結果として部下の成長機会を奪うという「回避型ハラスメント」の視点など、現代特有の悩みに対する深い洞察が示されました。

応援団長
応援団長

この総括は納得感ありです。
「キャリア自律」や「ハラスメント」に対する処し方は、まず人や組織のマネジメントの基本をきちんと学び、実践することだと思います。「私は基本ができている」と思っていると危険かもしれません。

総括3. 「組織文化」の再構築とミドルマネジャーの主体性

Geminiさん
Geminiさん

今年は、「組織文化」や「構造的課題」に踏み込んだ発信も目立ちました。「半端なトップダウンとボトムアップが混在する最悪の組織」の分析や、主体性を削がれた被害者がいずれ加害者になるという組織文化の負の連鎖への警告など、現場のミドルが直面する構造的問題に光を当てました。その上で、JTC(伝統的な日本企業)の限界を認めつつも、ミドルマネジャーが自らの意思を持ち、いかに「職場の枠組み」を作っていくべきかという、組織の結節点としての役割の重要性が改めて強調されました。

応援団長
応援団長

この総括も納得感ありです。
大きな企業ほど、独りのマネジャーの意識や行動の変容だけで組織は変わりません。その企業全体の風土が変わっていかない限りは、願わしい方向で動きません。風土を変えるには、文化(日常の言動パターン)を変えていくこと。会社をあげて、必要な制度や仕組み(ハード面)を用意し、全てのマネジャーに、必要な言動(ソフト面)をインストールし、日々のマネジメントに組み込むことが必要です。


Geminiさん
Geminiさん

まとめ: 2025年の『ミドルマネジャーの部屋』は、DXや人的資本経営といった時代の波を意識しつつも、最終的には「マネジャー自身がプロフェッショナルとして、いかに現実(数値や部下の本音)と誠実に、かつ戦略的に向き合うか」という内省を促す一年であったと言えます。

応援団長
応援団長

このブログがミドルマネジャーの皆さんの内省を促し、意識や行動の変容に繋がっていたのであれば、こんなにうれしいことはありません。このブログを書いている本来の目的ですので。

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2026年は「学習と成長」を加速させていこうと思っています。(色々と挑戦予定)

来年も引き続き、宜しくお願いします。

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